病棟の紹介
2014年09月06日
掛川東病院・桔梗の丘は、2階に介護老人保健施設50床が2ユニット(100床)3・4階に医療療養病棟50床が4ユニット(計200床)、5階に回復期リハビリテーション病棟40床が1ユニットできます。
病院・介護老人保健施設のフロアーは特徴的な形をしています。
今回は病棟の形状について紹介します。
各階のフロアーは中央をはさんで左右対称の形をしています。(上図の黄色の線)
1.病棟の広さ
療養病棟の病室の大きさは患者1人あたり6.4平米以上という基準があります。一方、介護老人保健施設の居室の大きさは入所者1人あたり8平米以上という基準です。
掛川東病院・桔梗の丘の病室は、患者・入所者1人あたり8.7平米としています。施設基準より広めの設定です。
これは、入院患者さんにゆとりを持っていただきたいということもありますが、病院・老人保健施設ともに病室でも積極的にリハビリを行うためでもあります。
2.スタッフステーションの位置
スタッフステーションを中心にT字に廊下を設けそれぞれに病室を配置しています。(上図の赤いマルがスタッフ室の位置)
これは、患者さん・入所者への死角をなくすという事もありますが、スタッフが病室へ最短距離で行ける様に配慮したものです。
ナースコールがなった際、すばやく対応できるようにしています。(上図赤い線)
このようなコンセプトで病棟ができています。患者さん・入所者及びスタッフに優しい形状です。